こんにちは!東京都町田市を拠点に、東京都と神奈川県を中心とした関東一円で各種リフォームをおこなっている、株式会社ぷらすホームです。
寒い季節になってくると、洗面所や脱衣所の寒さが気になりますよね。
今回はそんな洗面所や脱衣所の寒さについて、リフォーム・リノベーションのプロとして「快適に過ごせる洗面所・脱衣所」にするための方法をお話していきます。ぜひ最後までご覧ください。
■洗面所や脱衣所の寒さが気になる理由
家の中でも、洗面所や脱衣所は特に寒さを感じやすいという人が多いでしょう。適切な寒さ対策をするために、まずは洗面所や脱衣所の寒さが気になる理由について解説していきます。
理由①日当たりが悪いため
リビングやダイニングは生活の中心となる場合が多く、家の中でも日当たりがよい場所に配置されるケースが一般的です。反対に洗面所や脱衣所は日当たりが悪い場所に配置されてしまうことが多く、特に冬場は日差しが入りこまないことで寒くなってしまいます。
理由②換気扇が稼働しているため
洗面所や脱衣所は湿気の多い場所なので、頻繁に換気扇を使用する機会があるでしょう。換気扇は室内の湿った空気を排出して外気を取り込むので、室内の熱も一緒に排出し、冷たい外気を取り込んでしまうことにもつながります。
理由③寒さ対策が不十分なため
洗面所や脱衣所の断熱対策が不十分だと、室内の熱が逃げやすく、外の冷気が伝わりやすくなってしまいます。床下の断熱対策がされていなかったり、窓にカーテンをつけていなかったりすると、せっかく室内を温めてもすぐに熱が逃げてしまいます。
また、洗面所や脱衣所は湿度差や温度差が激しいため、断熱材が劣化して機能していないというケースも考えられます。断熱材を入れているのに寒さが気になる場合は、プロに調べてもらって適切な対処をすることも大切です。
株式会社ぷらすホームでは、住まいの断熱についてのご相談も承っております。皆さんの快適な暮らしのパートナーとして、誠心誠意、真心を込めてお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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理由④寒色系の内装が視覚的に寒さを感じやすくしている
洗面所や脱衣所は、清潔感のある白や水色などが内装によく使われています。白や寒色は清潔感のある印象を与える一方で、清涼感も与えやすくなってしまいます。実際に寒さが気になる洗面所や脱衣所で寒色系の色をメインにしてしまうと、視覚的にも寒さを感じやすくなってしまうでしょう。
■洗面所・脱衣所の寒さによるリスク
冬は急激な温度変化によって、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血、不整脈など命に関わる病気が増える傾向にあります。特に入浴前後の急激な温度変化による「ヒートショック」と呼ばれる血圧変動には十分に気をつけなければなりません。
・ヒートショックとは
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が変動し、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血、不整脈などの発作を引き起こすことです。
冬の場合、暖かいリビングから寒い脱衣所や浴室に移動した際に、身体の熱を逃さないために血圧が下がります。そして入浴で身体が温まると血管が広がって血圧が低下するため、短時間で血圧の上昇と下降を繰り返すことで身体に大きな負担をかけてしまいます。
特に冬場は暖房の効いたリビングから寒い廊下やトイレ、浴室などに移動した際にヒートショックが発生しやすいため、十分な対策が必要です。
東京都健康長寿医療センター研究所の研究によると、2011年の1年間で、約17,000人がヒートショックに関連して急死したと推計され、このうち約14,000人が高齢者と考えられるとされています。ヒートショックは医療用語ではないため、死亡診断書にヒートショックという用語は出てこないので、あくまで憶測になりますが、家庭のお風呂で溺死や溺水してしまい死亡する人数が年間3000~5000人いるという統計データから推計すると、上記の数値であると推計されます。
引用元:地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター「冬場の住居内の温度管理と健康について」(平成 25 年 12 月 2 日)
引用元:消費者庁「自宅の浴槽内での不慮の溺水事故が増えています」より
上記のグラフは、高齢者の不慮の溺死・溺水による死亡事故数を示しています。転倒によるものも含まれていますが、全体的に11月から4月に多く発生していることから、冬場は特にヒートショックによる死亡事故が多く発生していると考えられます。
年々対策が求められていても、自分は大丈夫と気にしないで過ごしている方が多くいらっしゃいます。明日は我が身ということわざもあります。
寒暖差が発生してしまう状態をそのままにしておくと、死に至る危険性があるので、早めに対策を行いましょう。
■洗面所・脱衣所の寒さ対策
洗面所・脱衣所の寒さはヒートショックのリスクがあるため、十分な対策が必要です。具体的には、洗面所・脱衣所と生活空間との温度差をなくすことが重要で、特に洗面所・脱衣所を暖かくするための対策が求められます。
ここでは洗面所・脱衣所を暖かくするための方法を3つご紹介します。
・暖房器具を使用する
洗面所・脱衣所を暖かくするための手軽な方法は、暖房器具を使用することです。洗面所・脱衣所はリビングやダイニングと比べると狭い空間なので、ファンヒーターなどの暖房器具を使用すれば比較的すぐに暖かくできます。
狭いスペースでも邪魔にならないよう、小型のセラミックファンヒーターや遠赤外線ヒーターなどを選ぶとよいでしょう。使用する際には、タオルや洗濯物などに燃え移ることのないよう十分に気をつけましょう。
・窓の断熱性能を上げる
洗面所・脱衣所に窓がある場合は、窓の断熱性能を向上させましょう。窓は熱の出入りが激しい箇所なので、せっかく暖房器具を使っても、温めた熱がすぐに逃げてしまいます。
室内の熱を逃さず外の冷気の侵入を防ぐためには、2重ガラスや樹脂フレームの「断熱窓」の導入がおすすめです。
従来の窓は、1枚のガラスをアルミのフレームに入れた形が主流でした。しかし、ガラス1枚では熱がすぐに外に逃げてしまい、外の冷気も入ってきやすくなってしまいます。フレーム部分のアルミも熱を伝えやすい素材なので、せっかく暖房器具を使用しても、室内が温まりにくい状態になってしまいます。
また、外の冷気が伝わることで窓周辺は寒くなり、冷たい空気が足元に流れ込んで余計に寒さを感じやすくなってしまうでしょう。
断熱性を高める工夫がされている断熱窓なら、室内が温まりやすくなります。ガラスは2重構造になっており、フレームは熱を伝えにくい樹脂素材で作られているので、室内を快適な温度に保てるようになります。
・床下断熱の性能を上げる
壁だけでなく、床下にも断熱材が入っていないと、床下の冷気によって室内が冷やされてしまいます。また、断熱材が入っていても、外れたり垂れ下がったりと適切に設置されていなければ十分な断熱効果が発揮できません。外気の侵入を防止するためには、寸法をきちんと合わせて施工する必要があります。
そのため、高性能の断熱材を適切に設置すれば、足元からの冷えを防いで部屋全体を暖かく保てるようになります。床下に断熱材が入っていない場合や劣化が心配される場合は、断熱リフォームを検討したほうがよいでしょう。
・洗面所・脱衣所の断熱はDIYよりリフォームがおすすめ
洗面所・脱衣所の断熱は、DIYはあまりおすすめできません。ここではDIYがおすすめできない理由と、リフォーム業者に依頼するメリットについて解説します。
◆DIYのデメリット
DIYは手軽に自分で自由にできるというところがメリットですが、適切に断熱材を設置するためには、専門的な知識や技術が必要です。素人がDIYで設置しても、効果的な断熱が実現できない場合があります。また、誤った方法で設置してしまうことで、将来的な問題を引き起こす原因となってしまう恐れもあります。
実際に素人が作業をすると、時間も労力も必要になります。せっかく時間をかけて設置しても適切に設置できるとは限らないので、失敗するリスクがあることを理解しておきましょう。
◆リフォーム業者に依頼するメリット
リフォーム業者は専門的な知識と技術を有しているので、断熱材を適切に施工できます。また、豊富な経験をもとに、効率的で効果的な断熱改善も可能です。万が一のトラブルへの対応や定期的なアフターケアにも対応してくれるので、長期的にみても安心といえるでしょう。
コスト削減のためにDIYに挑戦したとしても、実際にはデメリットが多く、結局プロに再施工してもらわなければならず二度手間になってしまう恐れがあります。また、コスト削減のためにDIYしても、再施工になれば余計に出費がかさむリスクもあります。
適切な施工で長く安心して過ごすためには、リフォーム業者に依頼するのが最善策といえるでしょう。
■ぷらすホームは理想の住空間を、お客様と一緒に考えるリノベーション・リフォームをご提案します。
ぷらすホームでは、理想の住空間を叶えるリフォーム工事・リノベーション工事を手掛けております。弊社がお客様のご要望を聞いてプランをご提案し、そこからもっとよりよくするためにどうすべきか、お客様と一緒に考えながらリフォームを行います。
・豊富な施工実績
弊社はこれまで600件以上の施工実績を持っております。また、弊社の職人は10年以上リフォームに携わるベテランぞろいなので、確かな施工をお約束します。
・低価格で即対応可能
当社はメーカーとの長い付き合いで仕入れ額を抑えており、自社施工率が高いためリーズナブルな施工が可能です。また、最短当日以内の現場調査も可能です。
・リフォーム、リノベーション、原状回復工事まで一貫して担当します
ぷらすホームでは、ライフスタイルに合わせた自由度の高い設計、新しい空間を、コストを抑えながら生み出します。
断熱リフォームはもちろん、クロスや床などの内装工事から水回り設備の入れ替え工事まで、幅広く対応が可能です。
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