団地ってリフォームできるもの?

皆さん、こんにちは。町田市を拠点に東京都や神奈川県を中心に関東一円でリフォームやリノベーションを手がける「ぷらすホーム」です。


団地の雰囲気には憧れるけれども、間取りはライフスタイルにあわせてリフォームしたい。ただそもそも、団地ってリフォーム可能なの……? こんな疑問を抱いている方も多いことかと思います。

今回は団地はリフォームできるのか、またその際の注意点をご紹介します。 



■団地はリフォームしていいの?



団地をリフォームできるかどうかは、賃貸なのか、分譲で購入しているかで異なります。しかし賃貸でもリフォームを諦める必要はありません。


団地の供給元が都道府県や旧・日本住宅公団の場合、リフォームは難しいと思われがちですが、最近では若い世代を増やす目的で、リフォームを許可し、原状回復義務を免除している団地も登場してきています。

まずはその団地の管理規約を確認したり、自治体に問い合わせてみましょう。


分譲に関しては、基本的にリフォームはOK。ただし、いくつか注意点はあります。



■団地をリフォームする際の注意点



団地はその構造によって、リフォームの自由度が異なります。

構造には壁で地震に耐える壁式構造と、柱や梁のフレームで空間を支えるラーメン構造に大別されますが、前者の壁式構造では構造として働く壁は取り払うことができません。ただしすべての壁が構造壁というわけではないので、まったく間取りを変更できないわけではありません。


もう一つ注意すべきは断熱性。特に1960年代から80年代にかけて建てられた団地は、断熱材の性能が低かったり、断熱材そのものが入っていないことがあります。


解消する一つの手は、既存の壁の内側にもう1枚壁を立てて、その間に断熱材を入れること。部屋の内寸はわずかに狭くなりますが、それでも夏の暑さ・冬の寒さを解消できるメリットには代え難いものです。


窓の内側にインナーサッシ(内窓)を設けるのも効果的。住戸における熱の約70%は窓から出入りするので、断熱・気密性の高い高性能の窓で熱の出入りを防ぎます。取り付け工事も手軽なのもうれしいところ。


またマンションと同じく、玄関扉や窓・サッシ、ベランダなど「共用部」に手を入れられないことは、お忘れなく。

室内のインターフォンの位置を動かせないケースもあります。

こうした細かいことは見落としがちなので、これから団地を購入するのなら、まずは信頼できるリフォーム業者を先に探して、やりたいリフォームが実現可能か相談するとよいでしょう。



■成功する団地リフォームの秘訣とは?



団地リフォームを成功させるために、つまずきがちなポイントを知っておきましょう。


一つが、見た目にはわかりにくい設備の劣化。実際に壁を壊して配管をチェックしたら思いのほか老朽化がひどく、当初のリフォーム資金を配管工事に使わなければならず、肝心のインテリアに費用が回せなかったというケースも。


経験豊富な業者なら築年数からおおよその状態が推測でき、万が一、配管の補修工事が必要になったことも想定して予算配分をしてくれるので、思い通りのリフォームができなくなった……ということも避けられます。


もう一つ気をつけたいのが、騒音問題。団地はコミュニティが密なだけに、工事中の騒音で入居前からご近所さんに悪印象は与えたくないもの。

このような入居後の人間関係も踏まえてリフォームをしてくれる業者なら、事前に騒音が出そうな日を近隣住戸に告知したり、細やかな心配りをしてくれます。



東京都町田市の「ぷらすホーム」はこれまで都営住宅団地やUR賃貸住宅をはじめ、年間600件を超える団地リフォームの実績があります。ていねいな対応の甲斐あって、これまでトラブルもなく、リフォームを成功させてきました。


町田市周辺の団地は構造を知っている建物が多いので、よその業者に断られた案件でも、まずは私どもにご相談ください。小さな工事から喜んでお受けしておりますので、リフォーム・リノベーションの際にはお気軽にお声がけくださいね。