シューズクロークの壁紙クロスは機能的かつオシャレに!選び方のポイントもご紹介します!

コロナ禍になってから人気を博すようになり、いまや間取りの定番となったのがシューズクロークです。従来の下駄箱(シューズボックス)とは異なり、傘や靴のメンテナンス道具、コートや傘などもしまっておける便利な収納スペース。

シューズボックスは、しょせんは家具なので収納量に制限がありますが、シューズクロークは部屋状なので、立体的に大容量の収納をつくることができるのです。


しかしシューズクロークをつくるにあたっては、注意しておきたい点がいくつかあります。

それを補えるのが壁紙クロス。デメリットを解消しながら、おしゃれなシューズクロークをつくる方法を解説します!




■シューズクロークにつきものの悩みとは? 壁紙リフォームで解決できるかもしれません!



シューズクロークとは靴を収納するスペースのことで、シューズクローゼット(またはシューズインクローゼット)と呼ばれることもあります。

シューズクロークには、靴はもちろん傘やお子さんの外遊び用のおもちゃ、アウトドア用品など屋外で使用するものをまとめて収納することができます。

広めにつくれば、三輪車やマウンテンバイクなども玄関から乗り入れてそのまましまっておける、最近人気の間取りの一つです。


一方で気をつけておきたいのが、シューズクロークは、どうしてもにおいがこもりがちになってしまうということ。

ただでさえ玄関は外からの湿気の影響を受けやすい場所なので、シューズクロークにも湿気が入り込みがちです。

こうした湿気だけでなく、靴から出るにおいがこもってしまうということも。湿気を放置すると、においの問題だけでなくカビも繁殖しやすいので要注意です。

またシューズクロークは空間の上から下までたくさんのモノを収納できます。シューズクロークがあれば買い物帰りにキッチンまで行かずに、玄関近くで備蓄用のペットボトルや缶詰などもしまっておくことができるため便利なことこのうえないのですが、万能な収納だけにモノが集積しがち。隙間なくモノを詰め込むと空気の流れが遮られてしまい、通気性が悪くなってしまいます。


さらに梅雨時は雨で濡れた靴や傘が置かれるため、雑菌が繁殖しやすい傾向が。シューズクローク全体がイヤなにおいまみれになり、玄関にいつも不快な空気が立ち込めているような状況は避けたいですよね。


ただし換気のための小窓をつけるのは、あまりおすすめできません。

窓をつくる分、壁に収納を取り付けることができなくなるのでシューズクロークの収納力が減ってしまいます。実は風の通り道を計算して窓をつくるのはなかなか難しいので、せっかく窓を設けたのに、収納力だけ減って通気の効果がない、という残念な結果になりかねません。


加えてシューズクロークにしまっておく靴や服などが、窓から入る紫外線の影響で傷んでしまうということも。

したがって有効なのは、換気扇の設置や、におい対策に効果的な壁紙クロスを貼ることです。




■シューズクロークにおススメの機能をもつ壁紙クロス6選



シューズクロークは小さいスペースだからといってあなどってはいけません。実は、汚れや耐久性、メンテナンス性、防カビ対策などが求められる場所でもあるのです。機能性クロスを使って快適なシューズクロークをつくりましょう。


・消臭性

ご説明した通り、シューズクロークはにおいがこもりちがち。汗がしみこんだり雨に濡れた靴を置くと、雑菌が繁殖してイヤなにおいが発生します。対策としては、消臭機能をもった紙クロスを貼るのが定番。これは表面に消臭剤を加工したクロスで、空気中のにおい成分を表面に吸着・消臭してくれます。


・調湿性

においと湿気は表裏一体ですので、調湿性能のある壁紙クロスを使いましょう。調湿効果をもたらす仕組みはさまざまですが、メーカーによっては紙おむつにも使われている吸水性ポリマーを配合したタイプもあります。湿気を吸収して結露やカビの発生を低減してくれます。


・防汚性・防水性

シューズクロークは、靴など外で使ったものを持ち込む場所なので、ほかの部屋よりも壁紙クロスが汚れやすい傾向があります。壁に取り付けた収納棚に砂や泥で汚れた靴を置いて多くと、壁紙クロスまで汚れてしまいますよね。また水滴がついた靴を置いておくと、壁紙クロスまで湿ってしまうことも。水や汚れに強い表面加工が施された壁紙クロスがおすすめです。


・耐久性

シューズクロークは毎日必ず使う場所であり、それだけ壁にキズがつきやすい傾向があります。何かモノを取ろうとした時に手元が狂ってうっかり壁を傷つける……という可能性もなきにしもあらず。壁紙クロスはキズや衝撃に強いタイプを選ぶとよいでしょう。表面にビニルコーティングが施された耐久性の強い壁紙クロスもありますよ。


・メンテナンス性

外からの汚れが持ち込まれ、ホコリもたまりがちなシューズクローク。定期的なおそうじが必要ですので、メンテナンス性の高い壁紙クロスが適しています。表面がすべらかで拭き取りしやすい壁紙クロスですと、シューズクロークをキレイに保つことができます。


・防カビ性

湿気や雑菌が発生しやすいシューズクロークで注意したいのは、カビ。衛生的に問題があるのはもちろん、壁でも床でも深く根を張ってしまうので、根絶させるのが大変です。防カビ処理がされた壁紙クロスを用いて清潔さを保ちましょう。




■シューズクロークをお気に入りの場所にできる壁紙クロスの選び方



シューズクロークのつくり方はさまざまで、最近はドアを取り付けず、壁をくり抜いて出入り口とするウォークインタイプも人気です。その場合、玄関から中が見えるので、機能性だけでなく、デザイン性も考えることが必要となります。色の違いによる効果や、模様の有無がもたらす影響を紹介します。


・汚れの目立ちにくさを考える

シューズクロークは玄関全体の印象を左右するため、壁紙の色は棚や靴などとの相性を考えつつ、汚れの目立ちにくい色を選ぶのがおすすめです。


シックなグレーやブラウン系のクロスなら、汚れが目立ちにくいでしょう。ひと口にグレーといってもさまざまで、淡いグレーは上品な雰囲気に、濃いグレーは落ち着きのある印象になります。


白や明るいベージュは靴やモノのプレーンな背景となり、何が並んでいるか一目瞭然。しかしやや汚れやすい傾向があるので、その場合は、防汚・防水機能をもつクロスを選ぶことをおすすめします。

黒はスタイリッシュで高級感や重厚感を演出してくれますが、全面に使うとやや暗い印象になってしまうので、アクセント的に使うとよいでしょう。こちらも汚れが目立ちやすいので、防汚・防水機能があるとよいでしょう。


・ハッと「映え」する色を取り入れる

玄関まわりはシンプルなカラーコーディネートでも、シューズクロークだけ鮮やかな色やLDKで使っていないような色を取り入れると、ワンランク上の印象を演出できます。


たとえばブルー系は、落ち着きと清潔さを感じさせる色。

グリーン系は、自然を彷彿とさせる爽やかなイメージでリラックス効果も期待できます。

イエロー系は、元気にしてくれる色というだけでなく、シューズクロークのような光が入りにくい場所でも明るく感じられる効果があります。

オレンジ系はカジュアルで温かみを感じられるビタミンカラー。彩度が高く色が濃い色を使うのも、おしゃれですよ。

赤は彩度や濃度が低い色を選ぶと、奇抜にならず、シックな印象を与えることができます。




■シューズクロークこそ柄模様のアクセントクロスで遊び心を!



壁の一面にだけ、目立つ色や柄模様の壁紙クロスを使うことを、「アクセントクロス」と呼びます。シューズクロークはこのアクセントクロスを用いるのにうってつけ。来客に見られることが少ない場所ですので、思い切り趣味に走るのもおすすめです。


遊び心のあるクロスを貼ると、シューズクロークが単なる収納ではなく、おしゃれな部屋として見えるので、常にキレイに保とう、という気分にもなれます。


目立つ色や柄模様は全面に使うと圧迫感があるので、通常は1〜2面にとどめておくのが定番とされています。ただしシューズクロークのようなコンパクトな場所では全面に使うケースも多々ありますので、どのような印象になるか迷ったら、クロス貼りのプロに相談するとよいでしょう。


木目や石目、レンガ模様、ストライプ模様やドット模様、ダマスク調やモリス風など、柄や模様のバリエーションは無限大。

リビングや寝室に柄物を取り入れるのは気が引けて……という方は、シューズクロークで遊んでみましょう!

ただしレンガや石目といったフェイク柄は、壁紙クロスの材質によってはチープな印象に見えてしまうこともあるので、落ち着いた色みを選ぶとよいでしょう。




■迷った場合は壁紙クロスのプロに相談を! シューズクロークの壁紙クロスならぷらすホームにお任せください!


同じ色・模様のクロスでも、光の入り方で受ける印象が異なります。

シューズクロークは基本的に朝と夜に使う場所なので、朝の自然光・夜の照明、両方意識すると失敗が少ないですよ。

また常に過ごす部屋ではないので、無難に決めずに、うんとこだわって選んでみてくださいね。

迷った場合は、壁紙クロスのプロに相談を。シューズクロークを快適に保てる機能性のみならず、デザイン面でもアドバイスしてくれます。


町田市を拠点とするぷらすホームは、町田市や相模原市、八王子市でリフォームを手掛けており、クロスの貼り替えの実績が豊富。

お打ち合わせでは、イメージしやすいようにサンプルも大きなサイズのものをお見せすることも可能です。うまく言葉にできないご要望でも、じっくり耳を傾けて最適なご提案をいたしますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。



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