床の汚れや古いデザインが目立ってきた、家具を動かしたら跡がくっきり残っていた、あるいは気分転換に部屋の雰囲気を変えたい。そんな理由でクッションフロアの張替えを考えたとき、多くの方がまず気になるのが「費用」ではないでしょうか。
インターネットで検索してみても、「1平方メートルあたり〇〇円~」といった単価表示や、「6畳で〇万円~」といった幅のある情報が多く、ご自宅の場合は具体的にいくらかかるのか、はっきりしないことが多いかもしれません。
また、「A社は安かったけれど、B社は高かった」という話を聞くと、一体その費用の差は何なのか、安い業者と高い業者は何が違うのか、不安になることもあるでしょう。
この記事では、クッションフロアの張替え費用について、その「内訳」がどうなっているのか、適正な価格を見極めるためにはどこを見ればよいのか、専門家の視点から詳しく解説していきます。
■ クッションフロア張替え費用の「全内訳」と場所別相場

クッションフロアの張替え費用は、いくつかの要素の合計で決まります。見積もりを見る際は、これらの内訳がどうなっているかを確認することが重要です。
・1. 材料費(クッションフロア本体の代金)
使用するクッションフロアのグレードによって価格が変わります。一般的な住宅用クッションフロアは比較的安価ですが、厚みがあってクッション性が高いもの、傷や汚れに強い機能性のあるもの、デザイン性が高いものは価格が上がります。
・2. 工事費(施工費・職人の技術料)
職人が実際に作業を行うための費用です。部屋の広さ(施工面積)に応じて計算されることが基本です。
・3. 下地処理費
現在の床の状態が悪い場合、そのまま新しいクッションフロアを貼ることはできません。凹凸を平滑にするためのパテ処理や、コンパネ(板)を増し張りするなどの補修作業が必要となり、この費用が発生します。
・4. 既存床の撤去・処分費
現在の床材(古いクッションフロアやカーペットなど)を剥がして処分する場合にかかる費用です。「重ね張り」ができる場合は、この費用はかかりません。
・5. 諸経費
上記以外に、現場までの交通費、駐車料金、家具移動費、養生(汚れないように保護する)費用などが含まれる場合があります。
【場所別の費用相場(目安)】 一般的に、トイレや洗面所のような狭いスペースは、面積は小さいものの便器や洗面台周りの複雑なカット作業が必要なため、平米単価は割高になる傾向があります。
トイレ(約1畳): 約2万円~4万円
洗面所(約2畳): 約3万円~5万円
キッチン(約4畳): 約4万円~7万円 (※これらはあくまで目安であり、下地処理や便器の脱着の有無によって変動します)
■ 見積もりで「費用が変わる」3つの重要ポイント

同じ「6畳」の張替えであっても、見積もり額が業者によって、あるいは現場の状況によって大きく変わることがあります。その費用を左右する、専門家が見ている重要なポイントを3つご紹介します。
・ポイント1:「重ね張り」か「剥がし」か
現在の床の状態が良ければ、古いクッションフロアの上から新しいものを貼る「重ね張り」が可能です。この場合、既存床の撤去・処分費がかからないため、費用と工期を抑えられます。 しかし、古い床がカビていたり、ブカブカしていたりする場合は、一度剥がしてから施工する必要があります。
・ポイント2:下地の状態
見積もり額に最も影響するのが「下地」の状態です。 床を歩くとブカブカと沈むような箇所はありませんか? それは床下の木材(根太)が湿気などで傷んでいるサインかもしれません。その場合、クッションフロアを貼る以前に、下地の大工工事(補修や交換)が別途必要となり、費用は大きく変動します。
・ポイント3:巾木(はばき)の交換
「巾木」とは、床と壁の境目に取り付けられている部材のことです。 古い巾木の上から新しいクッションフロアを貼ることはできません。既存の巾木をそのまま利用し、床材との間にコーキング(隙間を埋める処理)をするか、巾木も新しいものに交換するか、あるいは安価な「ソフト巾木」を上から貼るか。どの方法を選ぶかで見栄えと費用が変わってきます。
■ 「安さ」だけで選んで後悔… クッションフロア張替えの失敗例
費用を比較検討することは非常に大切ですが、「安さ」だけを基準に業者を選んだり、無理にDIYに挑戦したりすると、かえって高くつく「失敗」につながることもあります。
・失敗例1:平米単価の安さで選んだケース
「“平米〇〇円”という安さに惹かれて依頼したら、作業が雑だった。よく見ると下地処理が甘く、床の凹凸がうっすらと浮き出てしまっている」
・失敗例2:見積もりの甘さによる追加費用
「“追加費用なし”と聞いていたのに、当日になって“下地が予想以上に悪いので補修が必要”と、高額な追加費用を請求されてしまった」
・失敗例3:DIYに挑戦したケース
「材料費だけなら安いと思いDIYに挑戦。しかし、つなぎ目がうまく合わずに隙間ができたり、空気が入って膨らんでしまったり…。結局、プロの業者に全て剥がしてやり直してもらうことになり、余計な出費と手間がかかった」
クッションフロアの張替え費用は、「安かろう悪かろう」になりやすい側面があります。表面的な価格だけでなく、必要な下地処理や作業の丁寧さを含めた「適正価格」を見極めることが、後悔しないための鍵となります。
■ 適正価格での張替えなら。なぜ「ぷらすホーム」が横浜・川崎で選ばれるのか
では、「適正価格で、確実な施工」をしてくれる業者は、どのように選べばよいのでしょうか。ここでは、横浜市・川崎市周辺でリフォームを手がける「株式会社 ぷらすホーム」の強みを、優良な業者の選び方のポイントとしてご紹介します。
・ポイント1:中間マージンをカットした「適正価格」か
ぷらすホームは、中間マージンをカットした「安心の価格設定」を強みとしています。なぜその費用になるのか、下地処理は必要か、どのグレードの材料を使うかなど、工事内容を明確に説明した上で見積もりを提示してくれる業者なら信頼できます。
・ポイント2:床の状態を的確に診断できる「専門性」があるか
年間1,000件以上のリフォーム実績を持つぷらすホームは、床の状態を的確に診断する専門性があります。「重ね張りで大丈夫か」「下地補修が必要か」といった判断を正確に行うことで、無駄な費用をかけず、かつ耐久性のある施工が期待できます。
・ポイント3:地元の業者で「迅速な対応」が期待できるか
横浜・川崎エリアに密着しているため、現場調査や施工、その後のアフターフォローも迅速な対応が期待できるのは、地元の業者ならではの安心感です。
・ポイント4:「小さな工事」でも相談しやすいか
「洗面所だけ」「トイレの床だけ」といった小規模な張替えは、業者によっては後回しにされることも。ぷらすホームは「小さな工事もよろこんで」という姿勢を大切にしているため、範囲の大小にかかわらず気軽に相談できます。
また、クッションフロアを張り替えて床が綺麗になると、今度は壁紙(クロス)の汚れや黄ばみが急に目立って見える、ということも少なくありません。 もし壁紙も張り替え時期が近いようであれば、床の工事と同時に行うことで、養生や家具移動の手間が一度で済み、結果的にトータルのコストパフォーマンスが良くなる場合もあります。
ご自宅の床を張り替えるとどれくらいの費用感で、どのような仕上がりになるのか。まずは豊富な施工事例を見て、イメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。
→ ぷらすホームの「リフォーム施工事例」を見てみる (https://www.plushome.co.jp/reformcase)
■ クッションフロア張替えの「本当の価値」は、費用対効果で決まる
クッションフロアの張替え費用について、その内訳や価格を左右するポイントを解説しました。
大切なのは、単価や見積もり総額の「数字」だけを見て決めるのではなく、その費用に「どのような作業が含まれているのか」を理解することです。特に、仕上がりの美しさと耐久性に直結する「下地処理」が、きちんと見積もりに含まれているかは重要です。
安易な安さで選んで後悔するよりも、まずはご自宅の床の状態を専門家に見てもらうこと。 株式会社 ぷらすホームは、「お客様の想いを職人へ直接つなぐ」ことをモットーに、地域密着で活動しています。
「うちの場合は、いくらくらいかかる?」 「下地補修は必要?」 そうした疑問や不安を、まずは一度、専門家に相談してみることが、満足のいくリフォームへの確実な第一歩となります。
→ ぷらすホームへの「お問い合わせ・ご相談」はこちら (https://www.plushome.co.jp/contact)

