こんにちは!東京都町田市を拠点に、東京都と神奈川県を中心とした関東一円で各種リフォームをおこなっている、株式会社ぷらすホームです。
今回は、夏の嫌な「ジメジメ」に関するお話です。お部屋がジメジメ、蒸し暑いと、つられて気分まで下がってしまいます。
「元気よく過ごすためにも、カラっと快適な部屋にしたい!」という皆様のために、快適なお部屋にする方法を紹介していきます。
■そもそも夏はなぜ「ジメジメ」するのか?
夏になると空気がジメジメするのは、空気中に含まれる水蒸気の量が多くなるのが原因です。気温が高いほど空気中に含むことができる水蒸気の量が多くなるため、湿度が高くなりジメジメと蒸し暑く感じるようになってしまいます。
日本の夏は気温が高く、特に梅雨の時期は湿度も高くなるため、ジメジメすることが多くなります。カビが発生しやすかったり、空気が湿っぽく感じたりと、不快に感じることも多いでしょう。
■夏の嫌なジメジメ・・・多湿にリスクはあるの?
夏の嫌なジメジメは、不快に感じるだけでなく、実はさまざまなリスクがあります。ここでは多湿による主なリスクを4つご紹介します。
・シックハウス症候群の原因になる
シックハウス症候群とは、室内の化学物質や、ダニやカビなどが原因となるさまざまな体調不良のことをいいます。ダニやカビはジメジメした環境を好むので、湿度が高い場所で特に発生しやすくなります。
ダニの死骸やカビの胞子はアレルギーの原因となる場合があるので、湿度が高い家ではシックハウス症候群を発症させてしまうこともあるため注意が必要です。
・アトピーを悪化させる
湿度が高いと体内に熱がこもりやすくなり、アトピーによるかゆみを悪化させてしまうことがあります。夏は特に気温と湿度が高いため、かゆみが増しやすくなります。さらに紫外線や汗の刺激が加わると、より悪化させてしまうこともあるため注意が必要です。
乾燥しすぎる場所もアトピーを悪化させるので、季節を問わず室内の湿度を40〜60%に保つことが大切です。
・結露が発生する
湿度が高い室内では、結露が発生しやすくなります。室内の暖かく湿った空気が外気で冷えた窓ガラスに触れると、空気が冷やされて、空気が含めなくなった分の水蒸気が水滴となってしまうのが結露です。
結露を放置するとカビが発生しやすくなり、さらにカビをエサとするダニも増殖してしまいます。結露は冬場に多いイメージがありますが、環境によっては季節に関係なく起こることもあるので、年間を通して室内の湿度が上がりすぎないように気をつけなければなりません。
・熱中症になる
熱中症は気温だけでなく、湿度が高い状況でもなりやすいため注意が必要です。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなるため、体内の熱を外に逃がすことができなくなってしまいます。体温を下げることができないと熱中症になってしまう危険が高まるため、湿度にも十分に気をつけなければなりません。
夏場は特に、気温と湿度の両方に注意することが大切です。
■除湿が必要な湿度は何%?適切な湿度を知ろう
室内の湿度が高い状態が続くと、体調不良や部屋の傷みにつながります。一般的に、人が快適に過ごせる湿度は40〜60%といわれています。
湿度が40%以下になると、目や肌などの乾燥が気になるでしょう。また、喉や気管支の粘膜も乾燥し、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。インフルエンザウイルスなどの活動が活発になるので、感染症にかかるリスクが高まります。
一方で湿度が60%以上になると、人によってはジメジメと不快に感じることがあるでしょう。カビやダニも発生しやすく、活動も活発になります。
さらに湿度が80%以上になると、多くの人が不快に感じるでしょう。また、雑菌が繁殖したり、カビやダニが大量に発生したりする恐れもあります。
四季による影響もあるかと思いますが、ご自宅においてはなるべく健康で快適に過ごせる湿度を維持していきたいものですね。
■夏の嫌なジメジメにサヨナラ?快適で安全な住環境を整える為に
ここまで「湿度によってどんなリスクが存在するのか」「快適な湿度はどれくらいなのか」についてお話してきました。ここでは夏の嫌なジメジメを解消するための対策をご紹介していきます。
夏のジメジメを根本的に解消するなら、「リフォーム」が有効です。ここではおすすめのリフォームをご紹介します。
・開き戸を引き戸へ交換する
室内に湿気を溜めないために、気軽にできる対策が換気です。室内の扉が引き戸であれば、扉を少し開けておくだけで適度に換気でき、家全体の空気が循環しやすくなります。開き戸の場合、開けたままにしておくためには扉を全開にしなければならなかったり、通るときに邪魔に感じてしまったりするでしょう。引き戸であれば左右にスライドするだけで開閉でき、全開にしても邪魔にならないため、ストレスなく換気ができます。
・防カビ機能のある浴室にする
湿度や温度が上がりやすい浴室はどうしてもカビが繁殖しやすくなってしまうので、カビ対策が必要です。防カビ加工がされた床材や扉へリフォームすれば、通常よりもカビが発生しにくくなります。ただし、防カビ機能があっても換気や掃除は必要なので、湿気や汚れがたまらないように気をつけましょう。
・浴室乾燥機を設置する
室内干しをすると室内の湿度が高くなってしまい、結露やカビの発生にもつながります。天気や季節に左右されずに洗濯物を干すなら、浴室乾燥機を設置するのがおすすめです。普通に部屋干しするよりも早く乾くので、室内の湿気や生乾きの臭いも気にならなくなります。また、浴室内のカビを防ぐ浴室暖房乾燥機もおすすめです。
・玄関に大容量の収納を用意する
狭いスペースにたくさんのものを収納すると通気性が悪くなり、湿気がこもった状態になってしまいます。玄関は靴や雨具など湿ったものが多いので、できるだけゆとりをもって収納できるよう、大容量の収納へリフォームできるとよいでしょう。また、濡れたものは水分を拭き取ってから収納したり、定期的に収納扉を開けて換気したりすることも大切です。
・風通しのよい間取りを意識する
もし大掛かりなリフォームをするのであれば、風通しのよい間取りを意識してみてください。室内の空気が循環しないつくりの家は、湿気も同じ場所に留まってしまいます。なるべく仕切りの少ない間取りにしたり、湿気がこもりやすいのでクローゼットにはあえて扉を設けないようにしたりするのがおすすめです。
・断熱リフォームをする
結露対策には、断熱リフォームが効果的です。結露は温度差が生じるところで発生しやすいので、断熱リフォームで家の断熱性能を高めましょう。特に結露が発生しやすい窓は、樹脂製の断熱内窓がおすすめです。既存の窓の内側に設置することで窓が二重になり、断熱性能を大幅にアップしてくれます。
*リフォームの中でもおすすめは、「壁紙リフォーム」
大掛かりなリフォームはちょっと・・・と尻ごみしてしまう方にも朗報です!株式会社ぷらすホームでは各メーカー様の様々な壁紙を豊富に取り扱っているため、嫌なジメジメ対策もバッチリです!ここでは湿度対策として利用できる壁紙の一部をご紹介いたします。
・トキワ パインブル
吸水性ポリマーを使用した壁紙で、湿気を吸収してくれます。湿気がたまると少し膨張しますが、湿気を吐き出すことでドライな状態に戻ります。また、湿気をある程度吸収してくれることで、防カビ効果も期待できます。
・サンゲツ FINEなど
紙おむつにも使われている吸水性ポリマーの働きにより、湿気を吸収して結露やカビの発生を低減します。乾燥時には、水分を放出して室内の湿度を調整してくれます。また、デザインも豊富で「機能性だけではなくおしゃれも楽しみたい!」という方にもおすすめです。
・LIXIL エコカラットプラス
日本古来の「土壁」に着想を得た商品で、調湿機能に加えて生活臭の低減やシックハウス症候群などにも配慮した多機能な壁紙です。1ナノメートル(1mmの百万分の1)の最新技術を駆使した多孔質層が、消臭や調湿の役割を果たしてくれます。「機能性も安全性も高いものが良い!」という方におすすめです。
本記事で紹介している商品はごく一部であり、弊社では豊富な「機能性」「デザイン性」を持ち合わせた製品を多数取り扱っております。
「こだわって決めたい!」「どれにすれば良いか分からない」「価格が気になる」という方はぜひお気軽にお問い合わせください。
■ぷらすホームは理想の住空間を叶えるために、お客様と一緒に考えるリノベーション・リフォームをご提案します
ぷらすホームでは、理想の住空間を叶えるリフォーム工事・リノベーション工事を手掛けています。弊社がお客様のご要望を聞きプランをご提案いたしますが、そこからもっとよりよくするためにどうすべきか、お客様と一緒に考えながらリノベーション・リフォームを行います。
・豊富な施工実績
弊社はこれまでに600件以上の施工実績があります。また、弊社の職人は10年以上リフォームに携わるベテランぞろいなので、確かな施工をお約束します。
・低価格で即対応可能
当社は各メーカー様との長い付き合いで仕入れ額を抑え、自社施工率が高いことからリーズナブルな施工が可能です。また、最短当日以内の現場調査も可能です。
・リフォーム、リノベーション、原状回復工事まで一貫して担当できます
弊社はすべての工程を一貫して担当するため、ライフスタイルに合わせた自由度の高い設計、新しい空間を、コストを抑えながら生み出せます。
夏の嫌なジメジメは壁紙の張替えや簡単なリフォームで改善できる場合が多いので、湿気にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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