この前お正月を迎えたばかりと思っていたら、間もなく4月。お子さんには新学期、社会人にとっては異動の時期など、一つの節目となるシーズンです。
新たなことに向かうという空気が漂うせいか、不思議なことに、3月・4月になると身の回りを整え、心機一転したくなるもの。
そんな「見直したいこと」の一つに上げられるのが、家のインテリアです。
特に壁は目に入ってくる面積が大きいので、気になるところ。実際、壁クロスは経年で汚れてしまうだけでなく、剥がれたり、においが染み付くなど古びてくるもの。新調すると、インテリアの雰囲気が一変し、清潔感が感じられます。
その時、迷いがちなのがDIYか業者に頼むか、ということではないでしょうか。
今回は、壁クロスのDIYについてプロの知見をご紹介します。
■壁クロスの貼り替え、DIYは可能?
結論から言うとDIYは可能です。
DIY用の壁クロスには主に2種類あり、まず一つは、コストの安い「糊なし壁紙」。これは壁に自分で糊を塗って貼る必要があります。
もう一つは、裏面にすでに糊が塗布されている「糊付き壁紙」。壁に糊を塗る作業が省けますが、剥離紙を剥がしたあと作業がスムーズにいかないと糊が乾いて使い物にならなくなってしまうケースもあります。
こうしたDIY用クロスはネットやホームセンターなどで購入できますが、プロの眼からすると壁クロスのDIYはあまりおすすめできません。
■プロとDIYの品質には大きな差が……
というのも、DIYで壁クロスをキレイに貼ることは、現実的に不可能に近いほど難しいものなのです。
壁クロスを貼るためには、まず既存の壁クロスをはがさなければなりません。
紙に貼りつけてから時間の経ったシールを、きれいにはがすことの難しさを想像してみてください。
きれいに既存の壁クロスをはがせないと、新しいクロスの張り替えはできません。
また傷んだ箇所をパテなどを使って修復するなど適切な処理を施して、平滑にする作業も発生します。
強引に貼ってしまうと空気を含んで凹凸が生じたり、クロスとクロスのつなぎ目がズレてしまい、実際に、DIYでやってみたけどメチャクチャになって……とプロの元に駆け込むケースも多々あるほど。
さらに平滑に糊を塗るのにもテクニックを要します。自分の背丈よりも高いところにムラのないようクロスを貼っていくのも骨が折れる作業で、天井と壁の境目にコーキング剤を用いて隙間を充填するなど、想像以上に手間がかかるものと心得て。
■費用のみでDIYをご検討なら慎重に!
業者に依頼すると施工費がかかりますが、DIYで下地を傷めてしまったり、すぐに剥がれてしまったり、思い描いていた仕上がりにならないリスクを考えると、プロに依頼するのが得策。
DIYなら材料費だけで済む、とお考えがちですが、長い目で見るとプロにきれいに仕上げてもらうほうが、リーズナブルとも言えます。
また結露や経年劣化でカビが生えていたら、除カビ・防カビ処理が必要になるので、プロに一任したほうが安心です。
■防汚・防傷・消臭などの機能性クロスも!
壁クロスは空間の雰囲気を印象付ける大切な要素。クロスにもさまざまな機能があり、お掃除がしやすい防汚タイプ、キズに強いタイプ、光触媒による消臭効果をもつものもあります。
また色数やテクスチュアが多いのも壁クロスの魅力。
毎日長い時間を過ごすLDKは白やベージュなどの明るめの膨張色だと、空間が実際の面積以上に広く見えます。塗り壁のような質感をもつクロスを使うと、手仕事のぬくもりを感じられる空間に。
子ども部屋なら、ピンクや黄色、水色などのカラフルなタイプや柄物など、遊び心を効かせてもいいですね。
町田市のぷらすホームは、町田市や相模原市、八王子市でリフォームを手掛けており、団地やマンションでの原状回復工事の実績が多く、クロスの貼り替えのスピード・技術には自信があります!
お打合せでは、イメージしやすいようにサンプルも大きなサイズのものを見ていただくことも可能ですので、お気軽にご相談くださいね。