壁紙の張り替えで家具はどうする?移動・片付け・工事前の準備を解説

壁紙を張り替えたいと思っても、ベッドやタンス、本棚を見て「この家具はどうすればいいのだろう」と迷う方は多いのではないでしょうか。すべて自分で運び出す必要があるのか、施工会社に任せられるのかが分からないと、工事の相談も進めにくくなります。


家具の扱いは、張り替える範囲と部屋の広さ、家具の大きさによって変わります。まずは施工会社に部屋の状況を伝え、家具の移動先・移動する人・費用・元に戻す作業まで確認しましょう。この記事では、自分で進める片付けと、事前に相談しておきたいことを順番に解説します。




壁紙の張り替えは家具の移動先と作業スペースを先に確認する

家具のある部屋で壁紙を張り替えたい場合は、家具を置いた状態で相談して構いません。見積もりのために、重い家具を先に動かしておく必要はありません。張り替えたい壁と部屋全体が見える写真を用意すると、状況を伝えやすくなります。


確認したいのは、壁の前で作業できる場所と、家具を一時的に置く場所です。室内で家具を移動させながら進められるか、別室へ運ぶ必要があるかは、家具の量や施工範囲を見て判断してもらいましょう。


「家具を部屋の中央に寄せれば大丈夫」とは限りません。壁だけを張り替える場合と天井も施工する場合では、必要な作業場所が変わります。家具を動かす前に、どこを空けるかを施工会社と決めておくと、片付けのやり直しを減らせます。


別室に移す場合も、その部屋の出入りや収納の開閉に支障がないかを考えておきます。家具の置き場と家族が使う通路を一緒に確認することが、住みながら工事を進める準備になります。




家具移動は誰がどこまで行うかを施工会社と決める


小物の片付けと大型家具の移動を分ける

家具移動を依頼できるかは、施工会社の対応範囲と家具の条件によって異なります。「工事を頼めば片付けもすべて任せられる」と考えず、何を自分で準備し、何を依頼するかを見積もり時に確認してください。


たとえば、本棚を動かす作業と、本を取り出して箱に詰める作業は別です。家具本体の移動を依頼する場合も、中身は事前に片付ける必要があるかを聞いておきましょう。


自分で運べる小物と、重い家具や分解が必要な家具を分けて伝えると、相談が具体的になります。自分では片付けが難しい事情がある場合も、工事当日まで待たず、日程を決める段階で伝えてください。



移動後の復旧や費用も確認する

家具移動については、動かすときだけでなく、工事後に元の位置へ戻す作業まで確認します。ベッドなどを分解する必要がある場合は、分解と組み立ての両方に対応できるかも確認が必要です。

見積もりでは、家具移動が工事費に含まれているか、別途料金が必要かを確認しましょう。対象となる家具や移動先を共有しておくと、「別の部屋まで運ぶとは聞いていなかった」といった認識違いを防ぎやすくなります。

  • 移動を依頼する家具と移動先
  • 家具の中身を片付ける担当
  • 分解・組み立てが必要な場合の対応
  • 工事後に元の位置へ戻す作業
  • 移動経路の床や建具を保護する方法
  • 費用に含まれる作業と追加費用の条件


口頭だけでは覚えきれない場合は、見積書や打ち合わせの記録に残してもらいましょう。自分がいつまでに何を準備するかも、あわせて整理しておくと安心です。




大型家具や動かせない家具は見積もり前に伝える



ベッド・タンス・本棚は大きさと中身を伝える

大型家具がある場合は、種類と数に加え、幅・奥行き・高さを分かる範囲で伝えます。部屋の写真だけでは大きさを判断しにくいため、寸法があると移動先を検討しやすくなります。


ベッドはフレームの分解が必要か、タンスや本棚は中身をどこまで取り出すかを確認してください。上下に分かれる家具や、壁に転倒防止器具で固定している家具も、その状態を伝えておきます。


別室へ運ぶ予定なら、家具が置いてある場所だけでなく、出入口や廊下も確認の対象です。自分では通れそうに見えても、曲がり角や扉が移動の妨げになることがあるため、運ぶ経路まで見てもらいましょう。



ピアノや固定された家具は個別に相談する

ピアノ、大型金庫、ガラス部分の多い家具などは、通常の家具と同じ条件で移動を依頼できるとは限りません。種類や大きさを事前に伝え、専門の運搬業者への依頼が必要かも含めて確認してください。


造り付け収納や壁に固定された棚がある場合は、家具の移動と取り外し工事を分けて考えます。壁紙を張り替えるために外せるものか、取り外しと復旧を誰が担当するかを相談しましょう。


家具の背面を施工するかどうかも、先に決めたい点です。将来の模様替えで家具を動かす予定があるなら、その希望を伝えてください。今は隠れている場所でも、家具を移したときに古い壁紙が見える可能性があります。




工事前の片付けは小物・収納の中身・通路から進める



貴重品や壊れやすい物を別の場所へ移す

施工会社と準備範囲が決まったら、まずは自分で管理したい物から片付けます。現金や貴重品、大切な書類、壊れやすい置物などは、工事する部屋から別の場所へ移しておきましょう。

棚の上や床に置いた小物も、まとめて箱に入れると移動しやすくなります。箱には「本棚上段」「テレビ周り」など元の場所を書いておくと、工事後に戻すときの手間を減らせます。



収納の中身やカーテンの扱いを確認する

収納の中身をどこまで出すかは、家具の移動方法に合わせて確認します。全部取り出す必要があるのか、引き出しごと外すのかなどを聞いてから準備すると、余分な荷造りを避けられます。


カーテン、壁掛け時計、絵、棚など、壁や窓の周りに付いている物も確認しておきましょう。自分で外す物と、施工会社に扱いを相談する物を分け、外した部品はまとめて保管します。


テレビやパソコンなどの配線を自分で外す場合は、接続状態を写真に残しておくと戻す際に役立ちます。取り外しが難しい機器は無理に扱わず、作業の担当と復旧方法を先に相談してください。



移動経路と生活に必要な物を確保する

家具を置く場所が決まったら、そこまでの通路にある荷物も整理します。玄関や廊下に箱を積み上げると、資材や家具の移動を妨げることがあるため、仮置きする場所も施工会社と共有しましょう。


工事中に使う着替え、仕事道具、充電器などは、別にまとめておきます。家具を移動した後に必要な物を取り出せなくならないよう、日常生活で使う物を先に選んでおくことが大切です。

工事前の準備とあわせて、壁紙の種類や仕上がりも検討したい方へ。当社の壁紙リフォームをご覧ください。

壁紙リフォームについて見る




住みながら張り替える場合は部屋の使い方も決めておく

住みながら壁紙を張り替える場合は、工事中に使える部屋と、家具の一時置き場を整理します。寝室を施工するなら就寝場所、リビングなら家族が過ごす場所をどうするか、予定されている工程に合わせて考えましょう。


複数の部屋を張り替える場合は、一部屋ずつ進められるかを相談する方法もあります。ただし、部屋を分けて施工すると工事日数や家具を動かす回数が変わる可能性があるため、生活のしやすさと費用の両方を確認してください。


在宅勤務や子どもの昼寝など、工事と重なる予定も先に伝えておきます。作業中の部屋を普段どおり使えるとは限らないため、作業する時間帯と出入りできる範囲を確認しておくと予定を立てやすくなります。


家具を元に戻すタイミングも、施工会社の案内に合わせましょう。その日の作業が終わった後に部屋を使えるか、翌日も家具を寄せたままにする必要があるかを聞いておくと、毎日の片付け方を決められます。




家具のある部屋の壁紙張り替えは写真と希望を添えて相談する

壁紙の張り替えを相談するときは、気になる壁だけでなく、家具の配置が分かる部屋全体の写真を用意しましょう。別室への移動を考えている場合は、出入口や移動先の写真もあると状況を共有しやすくなります。


相談前に、次の内容を分かる範囲で整理しておくと、家具移動と工事の打ち合わせを進めやすくなります。

  • 張り替えたい部屋と壁・天井の範囲
  • 大型家具の種類・数・寸法
  • 壁に固定されている家具の有無
  • 家具を一時的に置ける場所
  • 自分で片付けられる範囲と依頼したい作業
  • 工事中も使いたい部屋や時間帯
  • 希望する工事時期と予算


すべてを調べ終えてから相談する必要はありません。「タンスを自分では動かせない」「別室に置き場がない」といった困り事を、そのまま伝えてください。家具の状況を踏まえて施工範囲と準備の分担を確認することが、工事に向けた第一歩になります。


当社は町田市を拠点に、壁紙の張り替えなどの内装リフォームを行っています。職人経験のあるスタッフが在籍しており、現場調査時にはカタログを見ながら壁紙の色や素材をご検討いただけます。


家具のあるお部屋で壁紙の張り替えを検討している方は、部屋の状況とご希望をお聞かせください。家具移動について気になる点も、あわせてご相談ください。

壁紙の張り替えを相談する